トレインネット

  • Day:2011.10.14 01:00
  • Cat:一般
今、山手線で非常におもしろい実証実験が行われています。
その名もトレインネット、列車内で無線LANを通じてスマートフォン向けに情報を配信するサービスの実験が、山手線列車1編成を使って行われています。

当該編成はトウ524編成で、この編成11両すべての車両において利用することができます。運用は外回りだったり内回りだったりと決まっているわけではないものの、スマートフォン用のアプリを起動させると、当該車両がだいたいどの位置にいて、どの方向に進んでいるのかを確認することができます。

先日たまたま気になって調べてみたところ、ちょうど次の列車が実験車両だったので、目の前にいた列車を1本やり過ごして待ってみることとしました。

ほどなくして列車はやってきましたが、車体側面の出入り口脇には目立つようにステッカーが貼ってありました。


車内にも吊り広告などで目立つようになっているので、一目で実験車両とわかります。

さて、この実験で何ができるかと言えば、リアルタイムに列車にちなんだ情報が手に入れられること、車内モニタと連動した広告を表示できることがまず挙げられます。

列車にちなんだ情報、これは今まででも車内に設置されたモニタや電光掲示板で主だった遅延や運休を確認することはできました。しかしいつでも表示されているわけではなく、その時を見逃せば表示に気づかないこともあったわけです。それが個人の端末なので好きな時に確認することが可能となっているわけですから、すごいものです。


また、混雑の度合いや外気温ならびに室温など車内の状況が一目でわかるようになっています。これは今まで旅客に対して開示されていなかっただけに珍しくみえるものですが、これまでも乗務員が確認できるようになっていました。乗務員室をよく見ている一部のマニアさんあたりならしっていたかもしれませんね。

これを活用すれば空いている車両を狙うことも容易になってきますし、涼しい車両や寒すぎない車両がわかるようになるのです。ひいては一部の車両に乗客が集中してしまうことを防げるようにもなってくることと思うのです。

各駅への所要時間もわかります。あとだいたいどれくらいで着くのかがすぐわかりますし、駅の乗り換えにはどの位置が便利なのかもわかります。

これとあわせて、乗り換え駅では乗り換え先の列車の時刻まで表示されるのですが、これがまたすごい機能となっています。どうやら首都圏の列車管理システムと連携しているようで、時刻表とあわせて、列車の1分遅れまでしっかりと遅延として反映して表示してくれます。

はじめて使ってみたところ非常に将来の発展を望みたいと思えるものでした。現時点ではトレインネットにつなぐと外部ネットワークには切断するまで出られないのでそこだけは多少の不便を感じはしました。

なかなか快調な滑り出しのトレインネット、今後の実験から実用化が楽しみです、
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